科学的検証に基づく“足指サポートソックス”のエビデンス
メカニズム × エビデンス
足指 × バランス × 姿勢の関係を、多角的に評価
共同研究による実証データ

東京大学名誉教授・石井直方先生(運動生理学)とともに 2020〜2022 年にかけて行った共同研究では、足指の使い方と 姿勢・筋力・バランス・歩行・口腔筋機能 との関係を多角的に評価しました。臨床現場と運動実験の双方から解析した結果、足指の角度・姿勢指標・バランス指標 などにおいて、「変化が生じる傾向がある」「項目によっては有意差が確認されたものもある」といったデータが得られました。これらの結果は、“足指の使われ方が全身のバランスに影響し得る”という可能性を示すものです。
足指の変形

親指の角度を、正しい軌道へ戻す。
外反母趾
開始時の外反母趾角は19.1°
8週間後の外反母趾角は12.3°
8週間目の平均値では、開始時と比べて外反母趾角に6.8°の変化が見られました。

小指の角度を、正しい軌道へ戻す。
内反小趾
開始時の内反小趾角は25.1°
8週間後の内反小趾角は5.3°
8週間目の平均値は、開始時と比べて、内反小趾角に19.8°の変化が見られました。

寝てしまった指を、正面へ立たせる。
寝指
開始時の寝指率は100%
8週間後の寝指率は63%
8週間目の平均値は、開始時と比べて、寝指率に37%の変化が見られました。

屈んだ指を、まっすぐに導く。
屈み指
開始時のかがみ指率は81%
8週間後のかがみ指率は51%
8週間目の平均値は、開始時と比べて、かがみ指率に30%の変化が見られました。

浮いていた指先を、地面へつなぐ。
浮き指
開始時の浮き指率は92%
8週間後の浮き指率は9.6%
8週間目の平均値は、開始時と比べて、浮き指率に90%の変化が見られました。
足部の変形

沈んだアーチを、再び持ち上げる。
扁平足
開始時の足長は平均210mm
24ヶ月後の足長は平均215mm
24ヶ月目の平均値は、開始時と比べて、足長に平均5mmの変化が見られました。

崩れた横アーチを、中央に引き戻す。
開帳足
開始時の足幅は平均91mm
24ヶ月後の足幅は平均86.1mm
24ヶ月目の平均値は、開始時と比べて、足幅に平均4.5mmの変化 が見られました。
姿勢

背骨を支える“本来の力”を呼び戻す。
背筋力
開始時の背筋力は50.7kg
装着後の背筋力は70.7kg
YOSHIRO SOCKS装着後の平均値は、開始時と比べて、背筋力に平均39%(最大57%)の変化 が見られました。

揺らがない軸は、足元から始まる。
理想姿勢
開始時の理想姿勢の割合は28.3%
8週間後の理想姿勢の割合は69.6%
8週間目の平均値は、開始時と比べて、理想姿勢の割合に 約60%の変化が見られました。

失われたS字カーブを、下から立て直す。
ストレートネック
開始時の頚椎角は24.6°
8週間後の頚椎角は10.4°
8週間目の平均値は、開始時と比べて、頚椎角に14°の変化が見られました。
疼痛

足指バランスの変化を、負担感から読み解く。
外反母趾まわりの不快感に関する “感じ方の推移”
2週間後の痛みの感じ方が不変だった方:16%
2週間後の痛みの感じ方に変化があった方:84%
2週間目の平均値では、開始時と比較して 痛みの感じ方に変化が生じた方が多い傾向 が見られました。

下肢への負荷感を、足元から再評価する。
ひざ・腰まわりの負担に関する “痛みの感じ方” の変化傾向
開始時のVAS 10/10は100%
4週間後のVAS 10/10は2%
4週間目の平均値では、開始時と比べて痛みの感じ方に変化が生じた方が多い傾向 が見られました。
※VAS(visual analog scale):主観的な痛みの強さを10cmの線で示す指標
【臨床データに関する注意事項】
